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※サントラの曲の番号は『仮想!「恋人はスナイパー」』のコーナーに載っている番号です。参照してみて下さい。    

13.劉の正体

サントラ&音 セ リ フ 管理人の雑感(小ネタ等)その他



13

12
范のテーマ























12































きなこと凱歌の
テーマ















電車が通る
ガード下の音















1211
ビルの屋上

その場から立ち去ろうとする凱歌。
目の前に白い髪のするどい男が立っていた。
男「目を覚ましたな…王凱歌」
ネオンをバックにその男がサングラスをとる。
凱歌を見て笑っている。

警視庁(国際二課)

榊「首都高で殺された中国人の男の身元がわかりました。
  香港警察の劉文忠です。うちに来た劉刑事はニセもんです。
  データーベースの写真がすり替えられていました。」

作戦本部

船「では、やつは誰なんだ」

ビルの屋上

凱「范火清(ハン・フォア・チン)」
范「会いたかったよ。カイグー兄さん」
凱「おれをおびき出すためか」
范「あの女が忘れられないんだろう?1211のスナイパーは人を愛してはならない掟だ。」
目が泳ぐ凱歌。
范「あんたを連れて行く…」
凱「范…おまえとは戦えない」
凱歌に襲いかかる范。
アクションシーン(7)
凱歌ののど元をつかむ范、苦しむ凱歌。
范「あの頃の俺とは違うよ…」
范、ボイラー管を蹴ったため、破裂し、その水蒸気で、凱歌を見失う。

船上

船木、桜井、岸田に助けられるきなこ。
毛布をくるんでもらうが、倒れそうになる。
船木が受け止める。
船「怪我は?」
き「あぁ〜ビール飲みたい。フッ(笑)」
船「(笑)よかった…」
凱歌のいた場所をみつめるきなこ。
船「君を助けたのは…王凱歌だ…でも…なぜ…?」

紅龍

美「刑事?!あんた刑事やってたの!」
は「事務やってるって、いってたじゃん」
き「ごめん…隠してて…」
下を向くきなこ。
美「船木さん!あんたも一緒にうそついてたんですか?!」
船「申し訳ありません!」頭を深く下げる船木。
美「もう〜これから結婚しようって子が、も〜そんな危ない事を〜
  もう〜雁太郎!なんとか言ってやってよぉ」
雁「(落ち着いて)おれは…そうじゃねえかなぁと思ってたよ。」
振り向く船木ときなこ。
雁「時々アザ作って帰ってくるし、この間なんか火薬のにおいがして…
  おめぇズキューン(ピストルを構えるマネ)なんてナマリ撃ったりしてんじゃねえか?」
は「拳銃?!」
美「まぁ〜!!おそろしい〜」
雁「ねえ。船木さん。まぁ〜今までの事は水に流すとしてさ。結婚したら、えっ。こいつ…
  事務の方に回してやってくれませんかねぇ」
船「…わかりました」
雁「よろしく(頭を下げる)」
船「(きなこに)しばらく…休んでいいから」
美「お式まで休んじゃなさいよ」
は「そうよ。いろいろ準備もあるし…」
美「結婚するんだからさぁ。仕事なんかやめちゃえばいいのよ」 
船「今夜はもう遅いので失礼します」
帰ろうとする船木にきなこが声をかける。
き「船木さん。結婚の事なんですけど…延期してもらえませんか?」
船「え。(困惑する船木)」
き「ごめんなさい」
は「延期って…どうしてよ」
美「きなこ何よそれ!ちゃんと訳言いなさいよ。でないと船木さんに失礼よ」
雁「フフフ…あんまりひどい目に遭ったんで…気持ちが参っちまったんだろ
  おう。そうだろ。きなこ〜」
美「でも…もう…」

凱歌が働いている店の裏
座っている凱歌。
自分の右手をつかんで、見つめる。

円道寺家物干し台
腕を組み、物思いにふけるきなこ。

(次の日)ワールド日本語学院

国際二課の刑事達が聞き込みから出てきた。
榊「次どうしますか?」
桜「ぼくは他、上がります」
清「じゃぁ。ここ張ってくれ」
榊「わかりました。じゃあ。写真返しときます。
  え〜ぼくは、7時には本店に戻ります」
サングラスの凱歌が、それを伺っている。
学院の裏にまわる。
サングラスをはずし、ポケットに納める。
窓が開いているのをみつける。そこまで上っていく凱歌。

















もう課長〜遅い〜これで課長なのが不思議〜



凱歌 北京語→カイグー・広東語→カイコー
どっちでもよいのでは?
中国語の監修の先生が
どっちかに統一しなかったとみえる。

「あの女が忘れられないんだろう」…
なんか范がいうと、きなこさんと凱歌が
ほんまもんの恋人同士みたいだ。。
やだ〜全然違うのよ〜(←おばちゃんのノリ)

最初「水道管」って書いてましたが、水しぶきでは
なく水蒸気ぽいのでボイラー管か排気管ではないか
という指摘がございましたので、とりあえずボイラー
にしました。('-'*)エヘ(グリーンティさんども☆)

どうやって、逃げたのか。。。凱歌。。





もう〜「なぜなぜ博士」って言っちゃうよ〜課長〜













さすが!雁太郎さんっ!
娘のチェックちゃんとしてる。

きなこさんが、事務にまわるなんて、
古い例えでいうと「○リープを入れないコーヒー
なんて…」







やっぱりEPI2は、ある意味
船木課長残酷物語ともいうな〜可哀想だな〜








1211もここに凱歌がいるって知ってるのに
(コーがやってきた)なぜほったらかし?なの?
それともココって凱歌の隠れ家?




張り紙。。「正しい日本語で、明るい生活!」って



本店…警視庁の事なんですよね?はたさん。
で、警視庁の人間が自分のとこをこうやって
言うのはおかしいとか?だったかな〜

榊原さんここを張ってるはずなのに凱歌入っちゃたよ
窓が開いてるのが不自然。
どうやって、その窓から侵入したかも
ちょっと気になるとこですが。。
14.“1211へ帰って来い”




















花やしきで
流れる音楽
(X’masソング
諸人こぞりて

































13
L.T.R.の
ピアノVer.
ワールド日本語学院内

コーが円道寺家と、市江の写真を並べながら、口笛を吹いている。
凱歌が後ろから近づく。
コ「日本語の勉強をしにきたのか?
  (市江の写真を持って)お母さん。(きなこ)愛する人(雁太郎)ゴリラ〜」
凱「きなこさんに手を出すなと言っただろ!!」
コ「…という事は組織に戻ってくるという事か」
気が付くと後ろに范が微笑んでいた。
コー范に合図。
コ「手を出すな。…ボスが言っていた。こいつは1211で育った。。他では生きては行けないと…」
范「一緒に仕事をしよう。凱歌兄さん。」凱歌の後ろから声をかけ、コーのそばに歩み寄る。
コ「お前が手伝ってくれないと范の仕事が増えるんだ」
范「どれからいきますか」
コ「ふっ。本気で愛してしまったか。(きなこの写真を手に取り(切られた後がある))
  ボスはクリスマスの朝、夜が明けるまで待つと言っていた。後二日だ。
  それまでに組織に戻ってこなければ(写真を集め、やぶき、ばらまく)
コーを睨む凱歌。
コーもサングラスをはずし、睨み返す。
(暗転)

花やしき

サンタクロースの服を着て、子供達にプレゼントを配る仕事をしがら、きなこを探す凱歌。
凱「メリークリスマース」風船を渡す
子「ありがとう」
凱「メリークリスマース」
子「ちょうだ〜い」
凱「はい。メリークリスマース」
子「ぼくにもちょうだ〜い」
凱「はい。メリークリスマース」
その間にもきなこを探す凱歌。
白いマフラーをしたきなこも、凱歌を探しながら歩いていた。
凱「メリークリスマス」子供にプレゼントを渡す。左手にはピンクのハートの風船。
子「ありがとう」
凱「メリークリスマス」
子「ありがとう」
ひたすらきなこを探す。
きなこも凱歌を探し続ける。
凱「メリークリスマス」
母親に連れられた青色の服の男の子にプレゼントを渡す。
子「ありがとう」
凱「はい」
別の女の子が凱歌の背後から駆け寄って、服の裾を引っ張る。
子「サンタさん。わたしにもちょうだい」
凱「はい」
その女の子にプレゼントを渡すため、向きを変えるとプレゼントが入った大きな袋が
男の子にひっかかり、その子を倒してしまう。
母「ちょっと!大丈夫!直ちゃん!!」
子「えーん」
母「あなたなんて事するのよ」
凱「すいません」
きなこ、凱歌を見つける。
母「私の子が怪我したらどうするの!」
凱「すいません」
花やしきの従業員がやってくる
従「君はなんて事してくれるんだ!お客様申し訳ありません。
  ほら君も、ぼおっとしてないで謝る!」
凱「すいませんでした」
従「お客様、あちらで手当しますので、申し訳ございません」
親子を連れいていく従業員。
凱「すいませんでした…」
更にお辞儀をする凱歌。
風船をたぐり寄せると、きなこと目が合った。
お互いに近づく二人。
きなこに風船を渡す凱歌。
き「(少し微笑んで)いらないわよ」
凱歌風船を少し引っ込める。
き「ありがとう…助けてくれて」
首を微かに横に振り、下を向くが、おもむろに目線を上げていき、またきなこを見つめる。




ゴリラ〜←ぜってーアドリブ






スナイパー今范しかいないのかな?
人手不足。。



ばらまかれた写真片多すぎって誰か言ってたね。

この時の二人の目が似てると思います(ムリやり)














この風船はきなこさんにあげようと
キープしてたのかな

花やしきに来たら、お互いに必ず会えると信じている
のがすごい。





この時の凱歌サンタ、なんか下半身デブです。




直ちゃんっていうのか。。





この母親と従業員。。。観るたびに腹立ちます。
凱歌ちゃんにすいません連発させてさ〜
でもここで「オ。ワリイ。キニスナテ」言っちゃえば?









きなこさん嬉しそう。。

←ここのきなこさん見つめるシーン!
きなこさんでなくともイチコロです。
□∨Ε...φ( ̄▽ ̄*)ポッ
15.遊園地にて


























周りの人の声
エコーが
かかっている
13







カラスの鳴き声


















アヴェ・マリア


花やしき

服を着替えた凱歌と、きなこがベンチに腰をかけている。
き「また…銃…もたせちゃったね」
凱「さだめ…かな…この手が誘っているのかもしれない…人を撃てって…
  范火清は…」
き「范?」
凱「香港の刑事とすり替わった男だよ。射撃訓練所の後輩だ。
  ぼくを慕って甘えてきてね。あいつも親がいなかったから…」
き「ホイさんに両親殺されたって…」
凱「あいつは二十歳(はたち)の時、家に火をつけて、親を殺した…
  1211は悪魔を作る。ぼくだって…」
き「ホイさんは違う!だって、だまされたんでしょ?
  お母さんに会わせてあげるって…自分を憎んじゃだめ」
きなこを見る凱歌。
凱「初めて人を好きになった…」
きなこも凱歌を見る。
凱「その人の事を思えば思うほど…自分のしてきた事を…」
きなこ、凱歌の右手こぶしをくるむ。
き「どうしてあげればいいの…」
凱「こないだ言ったね。自分の罪と向かい合わなきゃいけないって。。
  ぼくをスナイパーにしたのは1211だ。だから、あの組織と向かい合わなきゃ。自分の罪は
  消えない。そうしなきゃ母とだって…母と別れた五才の時の自分に戻らなきゃ。
  クリスマスまでにボスの居所を見つける。ボスを見つけて…日本を離れるかもしれない。
  だから君とは今日が最後だ。。」
き「風船」
凱歌、持っていた風船をきなこに渡す。
しかし、風船が手からすり抜けて、空に上がっていく。
風船を見つめる凱歌。
そのスキに、凱歌の右手に手錠をかけるきなこ。
凱「何するんだ」
手錠の反対を自分の左手にかけ、ポケットから手錠の鍵を取り出し、遠いところへ投げ捨てる。
き「あたしも行く…」
困惑する凱歌。
き「いっしょにボス倒しましょう」

円道寺家(リビング)

縁側で雁太郎が新聞紙の上で足の爪を切っている。その新聞を庭に向けてはたく。
牛「おやっさん」
雁「おぉ」
牛「店に女の方が」
雁「へぇ。(メガネを取って立ち上がる)」

紅龍

その人を見て驚く雁太郎。
市江が店にやってきたのだった。
お辞儀をする市江。
市「あ…急にお訪ねして申し訳ございません。」
雁「あぁ。いいえ」
市「こちらのお嬢様とは以前お会いした事が…私の息子の事で…」
雁「あたしも存じ上げております。…以前に写真を見せてもらいました」
市「はぁ」
雁「うちに下宿していた若者が、お母さんを捜しているんだって言ってね」
市「なら」
雁「えぇ」
市「凱歌はお世話になっていたんですね」
雁「いい息子さんですね〜。優しくって、親想いで…
  きっと今日もどこかの空の下であなたを探している事でしょう…」
凱歌を思いだし、胸を痛め、めまいを起こし倒れる市江。
雁「あっ!どうしました!どうしました!(円道寺家の方を向いて)おい!おーい!」




どんな手じゃ。


多分、この間にかなり、いろんな事をしゃべったと
思います。なんか気が付いたら、きなこさんが
知らないはずな事知ってるから。




←人ごとながら、イライラ
でも手を握ったって事は自分の事を言われていると
気づいてるんだよね。きなこさんは。







別れがつらいため更に落ち込む凱歌。
落ち込ませたら天下一品です!(自慢になるの?)













EPI1のデジャブ。










携帯電話の番号は知ってるとはいえ、
絶対警視庁では住所教えないと思うんですが、
市江さんすごい。。