＜番宣＞ 2002.12.22 14:00〜15:55 そのうち約１５分間の一部
榎本加奈子さん接待対決の勝利チームにはドラマ出演権
「 」：ナレーション：角澤照治、（ ）：字幕・説明
「アポなしドラマ出演交渉、はたしてうまくいくのか」
ドラマ出演交渉に桑野信義さんとすほうれいこさんが都内某所ドラマ撮影現場に。
内村さん緑、水野さん黒のダウンコートでイスに座っている。
体勢を低くしてそっと近づく。後ろから肩をたたく。
内村＞どうしたんですか？
桑＞寝起き？
内＞寝起きなの？起きてるよ。
桑＞お久しぶりです。
内＞お久しぶりです。
す＞お久しぶりです。
桑＞ちょっといいですか？いま、打ち合わせ中？いいですか？ちょっと。
六車監督＞あぁ、いいですよ。
２人を連れ出す。
内＞なんなんですか？クワマンさんじゃないですか？なんなんですか？
桑＞どうも、どうも、お久しぶりです。
内＞どうも、どうも、お久しぶりです。
桑野さんから握手を求めて握手。
内＞なんで握手なんですか？
桑＞いいじゃないですか。
桑＞こちら、ご紹介…、僕初めましてなんで。
す＞あの水野美紀さんです。
水＞どうも。
桑＞どうも。
桑＞いやいやいやぁ、聞いてますよ〜。いよいよもうじきね、ＯＡですね。
内＞はい。そうですね。これは、そうですね、もうすぐですね。
桑＞もうすぐなんですよね〜。
す＞アクションとかも、結構すごいらしいじゃないですか。
内＞はい。
桑＞聞きましたよ〜。
内＞あんまり知らないでしょう？
桑＞知ってますって。
す＞知ってますよね〜。
桑＞時間もスッゴイかかってるし〜、あの昨日俺、猿島のほうロケハン行ってきたから。
す＞朝４時からですよね〜。
桑＞いやいやほんと、朝までやってたでしょう？それでお金もかかってるのよ〜。大変。
内＞ディレクターから聞いたのばっかりでしょう。それ言ってんの。
桑＞ちがいます、ちがいます、事前に調査したんですけども。
内＞やっつけでしょ、やっつけ。やっつけでしょう。
桑＞やめましょうよ、そういう言い方。
内＞なんなんですか、もう。
桑＞あの、ウッチャン、クワマンの仲で。
内＞ううん、あんまり、ないですよ。
桑＞いや。
内＞あんまり、ないですよ。
す＞仲いいんでしょ？
内＞たまーに、たまーに、会うくらいじゃないですか。
桑＞ちょっと、やめてよ、涙目になっちゃったよ。いやいや、ちょっとお願いがあるんだけど。
内＞はい。なんなんですか？
桑＞う〜んとさ、ドラマに出させてくれないかなと。
内＞あっ、そ、そうなんですか。
桑＞はい。
水＞そんな簡単に出れると思ってもらっちゃ困ります。
内村さん大爆笑。
水＞遊び半分で、あの出てもらっちゃ困ります。みんな、真剣にやってるんで。
桑＞そうですよね。みんな真剣ですもんね。
内＞遊び半分て。
桑＞ほんとに真剣ですもんね。
内＞セリフなくてもいいんですか？それは。
す＞うん。
桑＞えっと〜、まっできれば、あったほうがいいんですけど。
水＞あたしだって、セリフもらうまですごい苦労したんだよね。
内＞でた。
桑＞この人、トゲあるよね。
内＞う〜ん、どうしましょう。
水＞なんかこう。
内＞うん。
水＞何かできたらとか、ちょっとハードルを。
桑＞じゃあのう、皆さんの役名とかね。
水＞どれだけ知ってもらえてるか。
内＞あっそうですね。
す＞えっそんなの、知らないわけがないですよ〜。
桑＞わけがないじゃないですか。
内＞じゃあ私の名前なんですか。（内村光良＝王凱歌（スナイパー））
桑＞えっと〜。
す＞王凱歌さんでしょ〜。
内＞おお〜。すごいすごい。
水＞じゃあ私の。（水野美紀＝円道寺きなこ（警視庁国際部国際２課捜査員））
す＞円道寺きなこさん、警視庁、警視庁捜査部捜査、あっちがう。警視庁。
桑＞国際部だろ〜。
水＞あっカンペが出てる。
す＞えっ見てないですよ。そんなの〜。
桑＞カンペ見て間違えるなよ。
内＞じゃ、いかりやさんは？いかりやさん。
す＞やっべ〜。
桑＞いかりやさんは、あれでしょ、みんなに「チョウさん」て呼ばれてる。
（いかりや長介＝円道寺雁太郎（きなこの父））
内＞それは、まんまですよ。
桑＞どんな役でも、セリフなくても。
内＞はい。じゃ、どんな役でもいいんですね。
桑＞はい。
内＞わかりました。じゃ、ちょっと考えておきます。
桑＞お願いします。
す＞お願いします。
内＞どなたかを、出したいと、思います。はい。
す＞ぜひ、はい。
桑＞お願いします。
桑＞じゃあのう、最後にですね。
内＞はい。
桑＞こちらのカメラに向かって、まっ見どころっていうのはいっぱいあると思うんですけど。
内＞はい。
桑＞それ全部言っちゃうと、もったいないですから。
内＞はい、そうですね、はい。
桑＞ひとつだけ、なんか。
内＞アクション部分が前回の３倍です。
桑＞おお、すごいねぇ。
内＞ちょっとサービスしすぎというか、予算が大変だなっていうことですね。
桑＞いや、それ言ってました、佐々木Ｐが。頭抱えてました。
内＞そうですね。色んなとこでやりくりしてます。
桑＞やりくりして。
内＞色んなロケ先で、土下座してます。
内＞美紀ちゃん。
水＞ぜひ、ぜひ、あの前よりパワーアップしてますので、見てください。
内＞はい。
全員＞お願いします。
「お２人の言葉どおり、前作より格段にパワーアップして帰ってきた、
スペシャルドラマ、恋人はスナイパーエピソード２」
ダイジェストシーンが流れる。
「天才スナイパー王凱歌が帰ってきた。警視庁女性捜査員、円道寺きなこと、
２度と人殺しはしないと約束し、姿を消した凱歌。
だが、ある日凱歌の仕業と思われる狙撃事件が発生。
きなこは再び凱歌を追うことになる。
なぜ凱歌はきなことの約束を破り、スナイパーとして戻ってきたのか。
そして、凱歌ときなこの禁断の恋の行方は。」
「主演の内村光良、水野美紀に加え、中村獅童、いかりや長介、
竹中直人、八千草薫、田辺誠一の豪華キャスト陣。
そして、前作以上にワイヤーアクションや最新特殊技術を駆使し、
テレビドラマ史上、かつてない圧倒的なスケールでお送りする、
スペシャルドラマ、恋人はスナイパーエピソード２、１２月２４日午後９時放送、
今年最後の、最大級のエンターテイメントをぜひともお見逃しなく。」
原口あきまささんが撮影所の外に。
原＞こんばんは、原口です。私はですね、今日はドラマに出演するということで、
ここに来てます。見てください。恋人はスナイパー。（貼り紙を指差す）
東京撮影所です。行ってきます。大丈夫かなぁ、現場の空気。
「１２月２４日放送の、スペシャルドラマ、恋人はスナイパーエピソード２。
このドラマの見どころのひとつが、主演の内村と水野が危険を覚悟で自ら取り組んだ、
このワイヤーを使ったアクションシーン。一発勝負のワイヤーアクション。
撮影に長時間を要し、テレビドラマ史上かつてないダイナミックな映像を実現。
息をのむアクションシーンの連続。ぜひドラマでその醍醐味を味わってください。」
ワイヤーアクション撮影シーンが流れる。
「スタジオへと入っていく原口。すると。」
佐々木Ｐを発見。
佐＞どうしたんですか？どうしたんですか？
外に連れ出す。
佐＞どうしたんですか？
原＞お久しぶりでございます。
佐＞お久しぶりです。
原＞香港以来ですね。
佐＞そうですね。で、今日は？
原＞いやいやいや、で、今日はって。約束したでしょう。
佐＞・・・・
原＞恋人はスナイパーエピソード２に出させてもらえるって。
佐＞内村さんから…、ああ、お待ちしておりました。
原＞忘れてたよ、この人。ねえ。
佐＞で、今日、アクション、のシーンなんですよ、重要な。
原＞また重要なシーンですか？
佐＞重要なシーン。みんな寝てないんですよ。昨日からずっとつながって。
原＞いっぱい寝てるの、僕だけですか？
佐＞アクションが売りの、恋人はスナイパー２なんで、気合い入れてぜひお願いします。
原＞わかりました。（佐々木Ｐに膝蹴りをする格好）こういう感じで。こういう感じでいいですか？
「まずは衣装に着替える原口」
スタッフ＞紹介しますんで。（現場に移動）
ス＞ご紹介させていただきます。スペシャルゲスト、１２１１役の原口あきまささんです。
原＞どうも、よろしくお願いします。
原＞一応、あの、モノマネとかやってます。お願いします。
ス＞彼の動きをマネしてください。
内村さんの動きをスタッフが見本で見せる。
ス＞この動きを、お願いします。
原＞無理です、無理です、無理です。絶対だめです。迷惑かけます、そんな。
ス＞じゃ、後ろのほうで。
リハーサル。
ス＞すばらしいですね。
原＞大丈夫ですか？
ス＞そんな感じでお願いします。
原＞はい、お願いします。
「リハーサル終了、次は主役の２人に挨拶する原口」
水野さんに挨拶。近づいてくる内村さん。
原＞リハ終わりました。
内＞リハ終わったか。
原＞はい。完璧です。
内＞よし、行こう。よし、行こう。
内＞おい、番組まちがえてねぇか？
原＞まちがえましたかねぇ。
「内村を交えての本番前リハーサル。先程とは打って変わって真剣な表情の内村。
その様子を見た原口、にわかに緊張し始める。いよいよ本番」
ＴＡＫＥ １
「そのとき、原口の剣が」（折れている）
ス＞ごめんなさい、ごめんなさい、もう１本お願いします、すみません。
（剣を取り替える）
「ＮＧを出してしまった原口。早くも現場に迷惑をかける。原口、焦る」
「ＴＡＫＥ ２、今度ははたして」
「またもＮＧ。アクションのタイミングが合わない」
「ＴＡＫＥ ３」
「ＶＴＲチェック」
内＞ああ、もうちょっとだ、もう１回、もう１回お願いできます。あたってなかったんでね。
「しかし、内村は納得しない」
「現場の空気はピリピリムード。責任を感じる原口」
「ＴＡＫＥ ４」
内＞もう１回いいですか？もう１回いいですか？
「ＴＡＫＥ ５」
ス＞見えてないんだ。
内＞あぁ、もう１回お願いします。
「またＮＧ、現場は重い雰囲気に包まれる」
「そしてそのまま、ＴＡＫＥ １０へ」
「わずか１０数秒のシーンにも、出演者、スタッフが徹底的にこだわる」
「少しの妥協も許さない、作品にかける執念がそこにあった」
「ようやくＯＫか。しかし、完璧を求める内村は、決して妥協しようとはしない」
「内村は、連日ハードなスケジュールのため、本人の疲労も極限に達していた」
「このまま収録を続けることはできるのであろうか」
「のぞんだ１８回目のＴＡＫＥ」
「再びＶＴＲチェック。心配そうに見つめる原口。緊張が走る、はたして」
「ようやくＯＫの声が。全員の努力が報われた瞬間。このとき朝６時」
内＞ＮＧ多すぎて、ごめんね。
原＞いえ、全然大丈夫です。
改めてＶＴＲチェックをする内村さん。原口さんに近寄る。
内＞映ってた。最初。おまえからひいてた。あと映ってなかった。
内＞あとはこう、俺中心だった。最初だけ。
内＞ほいじゃあ。
原＞お疲れっす。頑張ってください。お疲れっす。（内村さん退場）
原＞ありがとうございます。はぁ〜、ドラマデビューかぁ。
原口さんの出演シーンのＶＴＲが流れる。
スローでもう１度。矢印が出る。
「こ〜んな感じで原口あきまさも出演する、
ドラマ、恋人はスナイパーエピソード２は、１２月２４日火曜日夜９時から放送。
ぜひともドラマのほうでも原口君の勇姿をご確認ください」